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【素人インプレッション】FOCUS IZALCO MAXはプロを唸らせるオールマイティバイクだった!

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2016年のツールドフランスにおいて、ロメン・バルデ(フランス)が総合2位に入ったAG2Rラモンディアール。そのときバルデが乗っていたメインバイクが、フォーカスが誇るハイエンドモデル「IZALCO MAX」だった。そんなIZALCO MAXは、いまだに日本代表の小林海選手が愛用するなどプロ選手にも認められているフレーム。IZALCO MAXは丸断面のチューブで構成されるシンプルな設計のフレーム(フレーム重量750g!)に、300gを切るフロントフォークを組み合わせられた軽量化を図ったオールラウンドな1台である。現在では珍しいケーブルが外出しで、メンテナンスは楽。フロントフォークが細く、シートポストが独特のデザインでカッコイイ。

IZALCO MAXはとても素直な乗り味だった!


非常にシンプルなロードバイクで、実際に乗ってみても見た目どおりIZALCO MAXは非常に素直なバイクだなあと最初に感じた。


今回、いつも走っている約60kmのコースをIZALCO MAXで走ってみた。個人的には、正直何かに突出したもの、つまり尖ったものを感じることはできなかったが乗っていて気持ちいいバイクだった。今回、コンポはデュラエース(初デュラエース!)で、ボントレガーのxxxエアロハンドル、zippのハイエンドステムやホイールもBORA ONE 35とほぼプロが乗っているであろうバイク機材に近かったので、それだけでもテンションは高かった。


バイクの総重量もペダルなしで6.4kgと爆軽のバイクであった。こんなに軽いんだから漕ぎ出しが軽くて、ヒルクライムもすいすい登れちゃうんだろうなという妄想をしていたが、そんなことはなかった。ヒルクライムでも普通につらかったし、思ったほど漕ぎ出しは軽くなかった。でもダンシングのしやすさは、今まで乗ったバイクの中では抜群だったし、高速域での安定感・安心感は半端なかった。ダウンヒルでここまでコースを攻めたことがないくらい攻めてしまった。そのくらい乗っていて安心できるバイクだった。最初はポジションが合わなかったからか、走って20kmくらいで右手のしびれを感じたが、しばらくするとポジションにも慣れて気にならなくなった。もっと乗りこめばクセやよさを感じることができたかもしれない。

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■いいバイクに乗りさえすれば劇的に速くなるわけではない


とはいえ、プロ仕様に極めて近いロードバイクに乗れたことは非常に幸運であった。
高いバイクに乗りさえすれば速くなるというサイクリストの誰もが抱く幻想を、IZALCO MAXに乗ることによって自分にとっては幻想に過ぎなかったことを実感することができた。
つまりプロが使っている機材にすればむちゃくちゃ速くなることはないということがわかっただけでも、大きな収穫であったと思う(当たり前のことではあるけれど・・・)。


ただ、乗っていてプロも乗っているバイクに乗っているという得もいわれぬ満足感は非常に非常に高かった。
乗っているあいだ、フルデュラエースのIZALCO MAXってほんとに最高!と気分は高揚していたのは嘘ではない。
でも残念ながら、デュラエースとアルテグラのブラインドテストをしたらアルテグラとの違いに絶対に気づくことはないと思うけれど。


自分の場合、ヒルクライムはビアンキのFENICE、平地ではARGON18のNITROGENと使い分けているので、そこまで惹かれることはないけれど、1台に集約するならIZALCO MAXはかなり魅力的な1台だと思う。


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